おじぎそうの様子
まっすぐに茎を伸ばし、羽のような細い葉を元気いっぱいに広げていたおじぎそう。
そっと触れてみると、パタンと素早く閉じてしまって、「こんにちは」とおじぎをされたような気持ちに。
何度も触りたくなる気持ちをぐっとこらえながら、今日もじっくりと観察しました。


茎はうっすら赤紫がかっていて、葉の付け根には小さな棘のような突起も。
葉は繊細なつくりで、夜には自然と閉じ、朝になるとまた開くという不思議なリズムで動いています。
植物にも、ちゃんと“朝と夜”があるんだなぁ…と、改めて感じさせてくれる存在です。


そして、よく見ると…小さなピンク色の花がぽつんと咲いていました。
ふわふわしたような、でもよく見るとちょっとシワシワ? そんな疑問が浮かんできます。

育成Q&A
なんで、おじぎそうのお花って、シワシワっぽいの?
それはね、小さな花がたくさん集まってできた「花序(かじょ)」っていう形だからなんだよ。
おじぎそうの花は、一つひとつがとても小さくて、細い糸のような雄しべが集まっているの。
そのたくさんの花が丸く集まって、ふわふわ&シワシワに見えるんだよ。
それに、おじぎそうの花は咲いている時間がすごく短いの。
朝咲いて、午後にはしぼんでしまうこともあるから、しぼみかけている時間帯だと余計に“しわしわ感”が目立つんだよね。
ちょこっと感想
おじぎそうって、触ると葉が閉じるだけでも十分におもしろい植物だけど、花まで観察してみると、さらに奥が深いなあと感じます。
「ただのシワシワな花」じゃなくて、ちゃんとした構造と理由があることに、植物の知恵と美しさを感じました。
このあとも引き続き、花の数や開く時間、葉の動きなど、じっくり観察を続けていきたいと思います🌱