母から譲り受けたパキラをカットしてから、約2ヶ月。
水差しで根を伸ばしていた枝にも、小さな変化が見られるようになりました。
今回は、その枝をいよいよ土へ植え替えることに。
瓶の中から土の中へ──パキラの新しい一歩を記録します。
パキラの様子
少しずつ季節が進む中で、我が家のパキラたちもそれぞれの場所で成長を続けています。
鉢植えとして育てている株、水差しで見守ってきた枝。
同じ親株から分かれたふたつの姿に、日々の変化と植物のたくましさを感じます。
鉢植えのパキラの様子
母からもらって1年が経ったパキラ。
初めてのカットから約2ヶ月、枝の先には新しい葉が次々と開いてきました。

以前よりも茎がしっかりしてきて、葉の色にも少し深みが出てきたように感じます。
鉢の中でしっかりと根を張っているのか、ぐらつきも少なくなりました。



新芽を観察してみると、形が少し歪なものもちらほら。
それぞれの葉が少しずつ違う形をしていて、成長の途中らしい“個性”を感じます。
水差しのパキラの様子
一方で、水差ししていた枝の方も、瓶の中でぐんぐん成長。
透明なガラス越しに見ると、白い根っこが絡まり合うように伸びていて、生命力を感じます。

最初は短かった根が、気づけば瓶の底まで届くほど長くなっていました。
「そろそろ土に植えてあげたいな」と思うタイミングです。

最初の頃は暑さで水がぬるくならないよう、こまめに取り替えていましたが、
ここ1ヶ月ほどは少し放置ぎみ……😅
それでも元気に根を伸ばしてくれていて、植物のたくましさを実感します。
植え替えの流れ
いよいよ、水差しから土へ。
根の伸び具合を見ながら「そろそろかな?」と迷っていたけれど、思い切って植え替えることにしました。
少し緊張もありつつ、どんな風に根が伸びているのか──ワクワクしながら作業スタートです。
STEP1┃水差しで育てていたパキラをそっと取り出す
瓶の中で伸びた根を傷つけないように、そっと水の中から取り出しました。
よく見ると、根の先端には細い毛のような根がたくさん出ていて、元気そのもの。



STEP2┃新しい鉢に土を入れ、パキラを植えつける
通気性のよい土を用意して、根が収まりやすい位置に茎をセット。
茎の根元がまっすぐになるように姿勢を整えながら、土を少しずつ足していきます。


STEP3┃水をたっぷり注ぎ、土を整える
植えつけた後は、たっぷりと水を与えて土全体を湿らせます。
水が馴染んで少し沈んだところに、もう一度軽く土を足して表面を整えました。


STEP4┃植え替え完了。新しい環境で、またここから
新しい鉢に収まったパキラは、少し誇らしげに葉を広げているよう。
これからまた、ゆっくりと根を伸ばしてくれることを願っています。


育成Q&A
水差しの根がぐんぐん伸びてくると、
「もう土に植えてもいいのかな?」と迷う瞬間があります。
わが家でも、根の長さやタイミングを見ながら、植え替えの頃合いを相談しました。
ここでは、そのときのやりとりを少しご紹介します。
水差しから“土デビュー”のタイミングは?
水差しで根が出たら、どのくらいで土に植え替えたらいいの?
根の長さが5〜10cmほどになった頃が目安かな。根がしっかりしていれば、植え替え後も安定しやすいよ。
水に長く浸けすぎると根が弱ってしまうこともあるから、頃合いを見て“土デビュー”させてあげてね。
ズボラでも大丈夫?わが家の水差し体験
結構、長く水に入れっぱなしだったかも…。
そうだったね(笑)。でも、水差しでもパキラは意外と丈夫だから、ある程度放置でも大丈夫。ズボラでも安心!
ただ、口の狭い瓶を使ってたでしょ? あれ、根が抜けなくならないかちょっと心配だったの。
うん、実際ちょっと抜くの大変だった😅 水も途中で換えられなくて…。
でも、ちゃんと根が育ってくれてよかったね。無事に植え替えもできたし、“土デビュー”成功!
ほんとに。根っこを見た瞬間、ちょっと感動しちゃった。
ちょこっと感想
瓶の中で育った根を見守る時間も楽しかったけれど、
やっぱり土に植え替えた姿はどこか“本来のパキラ”という感じに。
これから少しずつ、どんな風に新しい環境に馴染んでいくのか──
次の変化がとても楽しみです🌱

