パキラ 🌿の葉の展開がいよいよ本格化し、日ごとに明らかな変化が見られました✨☺️

パキラの様子
4月21日
新芽がしっかりと広がり始め、5枚の葉が少しずつ開いてきました。まだ葉は細く、しなやかに下向きに垂れています。


4月22日
前日よりも葉が伸び、細長い形がはっきりと分かるようになりました。中心から広がる姿が印象的です。

4月23日
葉の先端までの輪郭がくっきりし、パキラ特有の手のひらのような葉形が見え始めました。葉の色も明るい黄緑色に。


4月24日
葉のツヤが増し、少し厚みが出てきました。しっかりとした葉になる準備が整ってきているようです。

4月25日
全体の形がほぼ完成し、葉の重なりも美しく整ってきました。茎もしっかりとしてきた印象です。

4月26日
5枚の葉がしっかりと広がり、形も大きさも落ち着いた様子に。明るい新緑色の葉がまぶしく、完全な1枚の新しい葉として完成しました。

育成Q&A
新芽ってなんだかツヤツヤしているんだね!なんでなんだろう
新芽がツヤツヤしているのは、若くて水分たっぷり・表面がなめらかだからだよ。
どうして新芽はツヤツヤしているの?5つの理由
ちいさな新芽たちは、まるでワックスをかけたみたいに光を反射していて、思わず触ってみたくなるようなツヤ感。
それにはこんな理由があるそうです。
1. 細胞が若くて水分をたっぷり含んでいるから
新芽は細胞分裂が盛んで、まだとてもやわらかく、水分も豊富に含まれている状態なのだそうです。
この水分が光を反射しやすくしているため、葉の表面がつやつやと輝いて見えるとのことです。いわば、植物がいま元気に育っている証のようなものだそうです。
2.クチクラ層が薄くてなめらかだから
葉の表面には「クチクラ層」という、乾燥や外敵から守るためのうすい膜のような層があるそうです。
新芽のうちはこのクチクラ層がまだうすく、表面がとてもなめらか。そのため光が均一に反射され、ツヤが際立って見えるのだそうです。
成長とともにこの層が厚くなり、マットな質感へと変化していくのが特徴とのことです。
3.害虫などから守るために分泌物でコーティングされているから
やわらかい新芽は、虫や病気に狙われやすい時期でもあるそうです🐛。
そこで植物は、自ら分泌する油分や樹脂のような成分で新芽の表面をコーティングし、外敵から守ろうとする性質があるとのことです。
この天然のコーティングが光を反射しやすくなり、ツヤツヤとした見た目になるというわけなのだそうです。
4.葉緑素がまだ少なくて透明感があるから
新芽は、まだ葉緑素(クロロフィル)が十分に発達しておらず、完全な緑色ではないことが多いそうです。
そのため少し透けるような見た目になり、水分や油分の光沢と相まって、さらにツヤツヤに見えるのだそうです。
葉緑素が増えてくると、色も濃くなり、ツヤも次第に落ち着いてくるようです。
5.紫外線や乾燥に弱いから、滑らかに保護されている
新芽はとてもデリケートで、紫外線や乾燥の影響を受けやすいそうです。
そのため、葉の表面がなめらかな構造になっており、外部からの刺激を軽減できるようになっているのだそうです。
この保護構造が、結果的に見た目の美しさにもつながっているとのことです☀️
ツヤツヤは「元気に育っているよ」のサイン!
わたしたちの目にはただ“きれい”と映る姿でも、植物にとっては、ちゃんと意味のある状態なんです。
水分をたっぷり含みながら、外敵から身を守り、少しずつ光合成の準備を整えていく。そんな成長のひとコマが「ツヤ」として表れているのだと思うと、いとおしく感じます💚
ちょこっと感想
過去の失敗から新芽がちゃんと育つのか・・・とても不安でしたが無事に成長している様子で安心しました☺️
日々の変化はとても小さいけれど、こうして理由がわかると観察の時間ももっと楽しみになります。

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