今年の胡蝶蘭の開花も無事に終わり、来年に向けて片付けの準備を始めました。
今回は、思い切って株の茎をカットする 胴切り に挑戦!
本当は慎重にやったほうが良い作業ですが、我が家らしい「とりあえずやってみよう」精神で進めてみました。
今後は、鉢で育てた胡蝶蘭や苔で育てた胡蝶蘭のお片付けの記録も順次アップしていく予定です。
胡蝶蘭の様子
瓶で水管理をしていると、どうしても株全体が不安定になり、葉が傾いてしまいます。
そこで支えにクリップを添えてみましたが、それでも葉は光の方向へと開いてしまうため、形が少し曲がってしまいます。


胡蝶蘭の茎は「生命線」とも言われ、むやみに切らない方が良いとも聞いていました。
ですが、下の部分が黒く変色していて、このままでは全体に悪影響が出るかもしれないと感じました。
柔らかくはなっていませんが、健康な状態とは言いがたく、思い切って胴切りを決行しました。
実際のところ、この株自体はとくに弱っていたわけではありません。わが家には胡蝶蘭がいくつもあり、その中で「一度やってみたい」という気持ちもありました。根っこもぴょんぴょんと伸びて元気そうに見えたので、挑戦するには良いタイミングだと思えたのです。
果たして、この子がどんな姿へ育っていくのか…ドキドキしながら見守っています🌱✨
育成Q&A
胴切り・・!?なにそれ?危なくない?💦
茎を途中でカットして、株を分ける方法のことだよ✂️
上の部分に葉や根がついていれば、新しく育て直すことができるんだ。
そんな大事な茎を切っちゃって大丈夫?
うん、基本はあまりおすすめされない方法。
でも茎の下が黒ずんできたし、うちには他の株もあるから「試してみよう!」っていう気持ちで挑戦したんだ。
胴切りの準備と流れ
用意したのは園芸バサミひとつ。
なんとなくアルコールで吹いて、あとは「えいっ」と思い切ってちょっきん!
作業自体はほんの数秒で終わりました
我が家は「ずぼら実験スタイル」ですが、一般的には以下の準備が推奨されています。
一般的におすすめされる準備
- 清潔なハサミをアルコールでしっかり消毒
- 切り口を乾かす、またはシナモン粉で殺菌
- 切った直後は水を控えめにし、直射日光を避ける
胴切りbefore after
ここからは、実際に行った胴切りの流れを写真でご紹介します。
正直、作業は一瞬。写真を撮るほうが時間かかりました🤣
① 水差し管理していた株
瓶で根を育てていた胡蝶蘭。根は元気でしたが、下部が黒ずんでいました。


② 切り落とした茎の下部
柔らかくはないけれど黒く変色。健康とは言いがたい状態。



③ 胴切り後の株
→ 中央でカットして上部だけを残しました。根はぴょんぴょん伸びて元気そう。


④ 水差し管理スタート
瓶にイン!支えにクリップを添えて、また成長を見守ります。

ちょこっと感想
胴切りは勇気がいりましたが、実際には ちょっきんと切るだけであっという間に完了。
「まずは試してみる」のが我が家流なので、結果オーライになってくれたらうれしいです。