金の成る木育成vol.1┃水挿しから始まる“命のリレー”

金の成る木育成記録 アイキャッチ画像。 Houseplants
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我が家で挿し木をしている金のなる木が、少しずつ新しい命を吹き返しています。

枝を剪定して水に挿しておいたところ、節々から白い根が顔を出し、固そうに見える茎からも、小さな新芽が次々と現れはじめました。
葉を落としていた枝にも生命力が宿っていて、再び小さな葉を育てようとする姿に、静かな感動があります。

今回は、そんな金のなるの水挿しから鉢植えへの様子をお届けします。

金の成る木の様子

我が家には、もう10年以上育てている「金のなる木」があります。
冬になると、ちょっと珍しいオレンジ色の花を咲かせてくれるのですが…
昔から「なんとなく本物とは違う気がするなぁ」と思っていた一本です。

そんな中、今回新たに我が家にやってきたのが、祖母の家で長年育てられている「ピンクの花が咲く金のなる木」。
ある日、その枝のひとつを、そっと分けてもらいました。

葉もない細い枝でしたが、どこか凛としたたたずまいに、祖母の手のぬくもりや思い出が宿っているような気がして、家に戻ってすぐ、水に挿して育てはじめました。

金の成る木の水差しの様子

ぷっくりとした可愛らしい芽

水挿しにして数週間、小さな新芽がぷっくりと現れ、まるでお花のような形で、コロコロとしていてとてもかわいらしい姿に🌱
節のひとつひとつから、小さな芽がポツポツと顔を出し始めた頃。

金の成る木の水差しの様子

枝だけだった茎が、静かに「生きてるよ」と語りかけてくるようで、見ているこちらもほっとします。

鉢に植え替え

水差しをしていた金の成る木も根っこが伸びてきたので、土に植え替えてみることに。
白い鉢に黒土と若い緑がよく映えて、これから始まる“根付く生活”の第一歩に胸が躍ります。

金の成る木。水差しをして根っこが出たので、鉢に植え替えた様子

芽の形がまるで小さなつぼみのようで、コロコロとして本当にかわいらしい。

育成Q&A

水挿しから植え替えるタイミングは?

水差しをしていた金の成る木、どのタイミングで植え替えるのが良いのかな?

私の場合、時間に余裕がある時…っていうのが第一優先になっちゃってるけど🤣
金のなる木は多肉植物だから、水に挿しっぱなしだと根腐れの心配があるの。
だから、根が白く太くなってきた頃がちょうどいいタイミングかな。

剪定した枝は、清潔なハサミでカットし、風通しの良い日陰で1日ほど切り口を乾かしてから水に挿すのが一般的な方法のようですが……
我が家では、いただいてすぐに水に挿してしまいました。
少し“ずぼら育成”ですが、早く育つ姿を見たくて、待ちきれなかったというのが本音です。

水やりはどのくらいの頻度?

なるほど…!多肉植物ってことは、お水はあまりあげない方が良いの?

うん、特に夏は蒸れやすいから気をつけたほうがいいね。
土が乾いてから数日おいて、様子を見ながら水やりするのがおすすめよ。

植え替え直後は根もまだ弱いから、水を控えめにして風通しのいい場所で見守るのが大事なんだ。

乾燥気味に管理するほうが、金のなる木は元気に育つように感じています。
「少し放っておく」くらいのスタンスがちょうどいいのかもしれません。

まとめ┃水差しから鉢植えまで


我が家では以下の手順で挿し木をしました
1. 剪定した枝を清潔なハサミでカット  
2. 日陰で1日ほど乾かすことを省略し、水差しへスタート
3. 鉢へ植え替え(2〜3週間で根がでました)

今回は祖母からもらった剪定枝をそのまま水に挿した“ずぼら育成”でしたが、それでも可愛らしい新芽が元気に育ってくれました。

ちょこっと感想

こうして新芽をつけて再生していく様子に、思わず心が躍ります☺️
これからどんなふうに成長していくのか、気長に見守っていきたいと思います🍃

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