小さな白い花を咲かせていたフウセンカズラ。あの可憐なお花のあとに、ようやくぷっくりとした風船が膨らんできました。
ネットに絡みながらつるを伸ばし、切れ込みの入った葉は小さなモミジのように軽やか。
ところどころにぶら下がる薄い黄緑色の袋が、夏らしい風景を演出してくれます。
株元には少し枯れ込みも見られますが、その周りから新しいつるも伸びていて、まだまだ元気さを感じさせます。
今回は、そんなフウセンカズラの今の様子をご紹介します。
フウセンカズラの様子
ネットに絡まりながら、つるはすらりと上へ上へと伸びています。
軽やかな葉は切れ込みが深く、まるで小さなモミジのよう。青々と茂る姿は、夏の雰囲気にぴったりです。

そして、ところどころに薄い黄緑色のふんわりとした袋──まさに“風船”のような実が揺れていて、とても愛らしい姿に。
鉢元にも、小さな風船がぷっくりと膨らんでいます。

ただ、全体を見てみると葉の色がやや淡く、場所によっては茎が茶色く枯れ込んでいる部分もあります。
その一方で、新しいつるは次々と伸びてきており、弱さと力強さが混じり合った独特の姿を見せています。
育成Q&A
わぁ〜!フウセンカズラの風船、ぷっくりしてきたね!可愛い〜。やっと膨らんでくれて嬉しいな!
うん、実はちゃんと付いたけど…正直、今年はちょっとイマイチだったなぁ。
えっ、そうなの?こんなに可愛いのに!
葉っぱの色が薄くて全体的に黄緑っぽいでしょ。
暑さで弱っちゃったのか、株元の茎も枯れ込んでるし、ゴーヤも全然育たなかったしね。
スカスカのカーテンになっちゃったんだよ。
なるほど…。でも、こうして風船が膨らんでいるのを見ると、やっぱり育ててよかったって思うよ!
そうだね。風船が茶色になったら、あのハート模様の種も採れるし。それは楽しみだよね。
今年は少し物足りなかったけれど、来年に向けて工夫できそうなヒントを得られた育成でした。
ちょこっと感想
今年のフウセンカズラは、かわいらしい風船を楽しめたものの、全体的には少し物足りない育ち方でした。
葉の色が淡く、ゴーヤとの混植もあまりうまくいかず、スカスカした黄緑色のカーテンに。
それでも風船がぷっくり膨らんでくる様子はやっぱり嬉しく、育ててよかったと感じます。
次はもっと元気なグリーンカーテンを目指して、大きめの鉢や環境の工夫をしてみたいと思います。





