フウセンカズラの様子
今年は、2つの鉢でフウセンカズラを育て始めました。
けれど、その成長ぶりには、はっきりとした差が……。


一方の鉢では、葉は小さく元気がなく、つるもあまり伸びずに立ち止まったまま。
土や根の状態が影響しているのかもしれませんが、確かなことは分からず、植物の繊細さを実感しました。
対照的に、もう一方の鉢では、つるがネットを頼りにスルスルと上へ。

ある朝、小さな白いお花が咲いているのを見つけました。
手のひらほどの葉の間に、ぽつんと浮かぶように咲くその姿は、まるで緑の中の小さな灯り。


巻きひげがくるんと伸びるそばで、花は控えめに揺れていました。
強い日差しの下でも、どこか涼やか。
これからふくらんでいく風船のような実を思うと、ちょっとワクワクします。
育成Q&A
ねぇ…このグリーンカーテン、ちょっとスカスカじゃない?😅
うん、日よけとしては物足りないかも🤣
でも、花がよく見えてこれはこれで楽しいよね。
そうだね。風も通るし、見た目は“未完成”だけど、観察にはちょうどいいかも。
余白のあるグリーンカーテンだからこそ、見えてくるもの
葉が密集していない分、小さな花や実の成長がよく見えます。
真ん中にできた空間も、風通しがよく、植物の動きや変化がとてもよく分かる場所に。
「もっと立派に育ってほしい」気持ちはありますが、計画通りにいかないからこそ、気づくこともある。
そんな自然との向き合い方を、毎日の中で学んでいる気がします。
ちょこっと感想

曰く付きの種から始まった、今年のフウセンカズラ育成。
両方元気に育ってくれることを願っていましたが、片方の鉢はまだ芽が出ず、真ん中にぽっかりと空間が空いています。
「別の鉢を追加する?」という案も出ましたが、まずはもう少し見守ることにしました。
植物の育ち方は、人が決められるものではないから。
もしかすると、咲かないまま終わるかもしれない。
でも、そうした“ゆらぎ”や“未完成さ”も、自然と共に暮らす面白さなのかもしれません。