今年のフウセンカズラは、風船の数こそ少なめでしたが、ひとつひとつの姿が愛らしく、季節の移ろいを感じさせてくれました。
久しぶりに挑戦したグリーンカーテンづくりは、思い通りにいかないこともありましたが、それもまた育てる楽しみのひとつ。
これまでの育成記録を振り返りながら、今年のフウセンカズラの成長をまとめました。
フウセンカズラの成長
夏のはじめ、フウセンカズラとゴーヤを並べて育てた今年のグリーンカーテン。
日当たりや風通しの影響もあったのか、つるの伸びは控えめで、全体的にスカスカの印象でした。
それでも、小さな白い花や風船のようにふくらんだ実が見えると気持ちが明るくなり、毎日の観察がささやかな楽しみに。
秋が深まる頃には葉が黄色みを帯び、風船も軽やかに揺れながら季節を締めくくってくれました。
収穫の記録
風船の数は多くなかったものの、茶色く熟した風船の中には、毎年おなじみの白いハート模様の黒い種。
今年は自家採種を楽しみにしていたのですが、実は途中で父に抜かれてしまい…残せた種はごく少量でした。

それでも、来年に繋がる分を確保できたのはうれしい収穫でした。
採った種って、どうやって保存すればいいの?
紙袋に入れて、風通しのよい涼しい場所に置くのが安心だよ。密封は湿気を吸うからNGだね。
フウセンカズラの“実用メモ”
今年スカスカだったのって、昔の種が原因ってことはある?
可能性はゼロじゃないけど、“古い=育たない”というわけでもないよ。
環境の影響のほうが大きいことが多いね。
今回使ったのは、5〜6年以上前、もっと昔の“曰く付きの種”。
それでも、小さな白い花を咲かせ、風船がふくらみ、種の収穫までたどり着きました。
全体的に淡い黄緑色のカーテンだったのは、気候や育て方の影響が大きかったのかもしれません。
紫陽花の様子
フウセンカズラの鉢の近くでは、紫陽花の枝も少し試してみました。
何も植えていないところに小さな芽が出てきたのを見て、「もしかして?」と思い、そこへ紫陽花の枝を挿してみたのです。
残念ながら根づくことはありませんでしたが、ちょっとした実験のようで面白い時間でした。
“うまくいくこと・いかないこと”の両方を感じられたのも、今年の小さな収穫でした。
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来年の抱負
来年こそ立派なカーテンにしたいな〜!
ね!スカスカじゃなくて、もっさりグリーンカーテンにしたいね
来年は、もう少しボリュームのあるグリーンカーテンを目指してみたいと思います。
土の質や置き場所を少し変えてみたり、つるを誘引するタイミングを工夫したり。
今年の経験を生かして、フウセンカズラらしい“涼しげな緑”をもう一度見られたらうれしいです。
ちょこっと感想
思い通りに育たなくても、やっぱり植物を育てる時間は楽しいものですね。
毎年少しずつ違う姿を見せてくれるフウセンカズラ。
来年もまた、風船のようにふわりとした気持ちで見守っていけたらと思います☺️🌿











