今回は、リカーに漬けておいた葉のチンキを取り出し、虫除けスプレーを作ってみました。
シンプルな材料で仕上げたスプレーは、香りがやわらかくて使うたびに気分もすっきり。
葉だけを浸した瓶では緑が落ち着いて沈み、花を一緒に漬けた瓶では、やや黄みがかった色合いになってきました。
時間が経つにつれて香りも変化し、漬け込み中の様子を観察するのも楽しみのひとつになっています。
そんなチンキをほんの少し取り分けて作ったのが、今回の虫除けスプレー。
ハッカ油を加えて爽やかさをプラスしましたが、入れなくても使えるやさしい仕上がりになりました。
ドクダミチンキのその後
写真に写っているのは、作ってから2週間ほど経った虫除けスプレーと、リカーに漬け込んだドクダミの葉の瓶です。
透明なスプレーボトルはさらりとした液体で、使うたびに「自分で作ったんだなぁ」と思えてちょっと嬉しい気分に😊🌿

瓶の方をのぞくと、葉っぱは沈んでいて、リカーの色は少しずつ落ち着いてきたように感じます。
手前のスプレーボトルは、そんなチンキをほんの少し取り分けて作ったもの。
ハッカ油を加えたことで、手に取ると爽やかな香りが広がり、使うたびに気分がリフレッシュされます。
8/5のドクダミチンキ
リカーに漬けた瓶と比べると、ウォッカの方が全体的に淡い印象。
葉だけを漬けた瓶は緑がしっとり沈んでいて、花を入れた瓶は少し黄みがかってきました。
時間が経つごとに「今日はどんな色になったかな?」と見るのが楽しいです。


9/25のドクダミチンキ
葉の緑は少し落ち着き、液体全体が淡い黄緑色に変化してきました。
お花や葉の成分がじわじわと溶け出しているのが分かります。



葉だけを漬け込んだものは落ち着いた緑が沈み、花と合わせた瓶では少し黄みを帯びた色合いになってきました。
日に日に変化していく様子は、観察しているだけでも楽しくなります
育成Q&A
虫除けスプレーって、本当に効くの?市販のものと比べてどうなのかな?
市販の虫除けスプレーのように強力な効果を期待するのは難しいかもしれないけれど、アルコールとドクダミの香り、そしてハッカ油の清涼感で「蚊よけ」程度には使えるかな。
何より成分がシンプルで手作りだから安心感があるのがメリットね。
※肌が敏感な人は、まず腕の内側などでパッチテストをしてから使うと安心です。
虫除けスプレーの作り方
① スプーンでおおよそ2ccのどくだみチンキを取り出す
② ハッカ油を1〜2滴加える
③ 保湿のためにグリセリンを1〜2滴加える
④ 100mlのスプレーボトルが満タンになるまで水を加える
→ 結果的にチンキは約50倍に薄まります。
いくつかのサイトで紹介されていた方法を参考にして、ハッカ油を少し加えてみました。爽やかさが増して、使うのが楽しくなりますよ。
ちょこっと感想
リカーで仕込んだ瓶や花を使った瓶と並べると、それぞれに色や香りの変化があり、観察しているだけでも楽しいです。
手作りの虫除けスプレーは、香りがほんのり柔らかく、外に出る前にさっとひと吹きするだけで気分もすっきり。
植物から暮らしに役立つものを作れるのは、やっぱりうれしいですね😊💐



