ドクダミチンキ作り記録2025vol.2┃リカーを足してからの小さな変化の楽しみ

ドクダミ育成記録 アイキャッチ画像。 Flowers
BotanicalGardenLife109

我が家の庭には、毎年たくさんの ドクダミ が咲き誇ります。
「いつか作ってみたいな」と思いながら、なかなか手を出せずにいたのですが、今年こそは!と初めて ドクダミチンキ 作りに挑戦することにしました。

ドクダミチンキ作り(我が家の場合)

作り方はとってもシンプルですが、いざやってみると「花の量は?」「リカーの量は?」と疑問もちらほら…。
そこで、我が家なりの方法や気づきも含めて、作り方のポイントをまとめてみました。

ドクダミを摘む時のポイント

我が家では、庭に咲いたドクダミをなるべくきれいな状態で摘むようにしています。
お天気の良い日の午前中、花がしっかりと開いているタイミングで摘むと、香りも強く、チンキ作りにも向いているように感じます。

ドクダミ の白いお花


また、摘むときは花だけでなく、葉や茎も一緒に摘んでもOK。
香りや成分に少し違いが出るそうですが、今回は「お花」と「葉っぱ」を別々の瓶で試してみることにしました。

ドクダミ


摘んだあとは、虫や汚れがついていないかをしっかり確認してから瓶詰めするのがおすすめです。

積んだお花を消毒した瓶にたっぷり詰めて、リカーを注ぐ

庭で摘んだドクダミの花を、あらかじめ消毒しておいたガラス瓶にたっぷり詰めました。

ネットではいろんな分量や方法が紹介されていましたが…
我が家では、とにかくたくさんお花を摘んで使ってみることに!

瓶の中が白いお花でいっぱいになって、見た目にもなかなかきれいです。

ドクダミチンキ

リカーの量は「なんとなく」でもOK?

リカーの量も正確には計らず、目分量でひたひたになるくらい入れてみました。
だいたい、花がしっかり浸かって少し余裕がある(瓶の9分目くらい)を目安にするとよさそうです。

お花を洗うかどうかもネット上ではいろいろな意見がありましたが、
我が家では特に洗わず、摘んだお花を軽くはたいて埃を落としてから瓶に入れることにしました。
洗うと香りや成分が薄まってしまうという話もあったので、今回はそのままで試しています。

これから1ヶ月ほど、じっくり放置してみます

このまま冷暗所で約1ヶ月ほど置いて、ドクダミの成分が抽出されるのを待つ予定です。
途中で様子を見ながら、色や香りの変化も観察していこうと思います。

初日の変化|リカーを注いだ朝、夜にはもう…

ちなみに、リカーを注いだのは朝だったのですが、その日の夜にはすでに液が茶色く変化していました。

上から、ざっくり「朝」「夕方」「夜」・・・の様子です。

ドクダミの葉っぱ・リカーにつけて瓶に入れている様子。
ドクダミの白いお花・リカーにつけて瓶に入れている様子。
ドクダミチキン

どうやら、空気に触れていた部分から酸化が始まったのかもしれません。

このあたりも含めて、チンキの経過観察を楽しんでいきたいです。

あとからリカーを追加するのは良くない!?

今更だけど・・・これって、ひたひたなのかな!?

花が液面からしっかり浸かるようにしたほうがいいそうですが、よく見たらちょっと少ない気がしたので…
そんな疑問から、後からリカーを足すことにしました😅💦

ドクダミチンキ作りの過程で、
・花や葉が思った以上にリカーを吸って液面が下がってきた
・気温や湿度の変化で減った
 といった場合、花が液面から出てしまうとカビの原因になるそうです。

そのため、リカーを後から足して液面を花より上に保つことは一般的に推奨されているみたいです。
実際、家庭でのハーブチンキ作りでも「減った分は適宜足す」と説明している場合が多いですね。


ただし!注意点も・・・・

あとからリカーを足す場合は以下のことに気をつけています:

  • なるべく早め(最初の数日〜1週間以内)に補充する
  • 補充時も必ず清潔な容器や器具を使う(雑菌混入防止)
  • 補充量はひたひたになる程度で、あふれないように調整する
  • もし雑菌が混入したり、花が腐ったような臭いがしたら破棄する

また、最初からリカーの量が極端に少なく、花がほとんど液面から出ている状態で何度も補充を繰り返すと、雑菌が繁殖しやすくなったり品質が不安定になりやすいそうです。
このあたりも気をつけながら作ってみようと思います。

おわりに

この子の様子をこれからも観察しつつ、チンキの出来上がりが楽しみです☺️

この記事はあくまで家庭での記録・趣味の範囲で作成したものです。
ご使用の際は自己責任でお願いします。
また、お花がリカーにしっかり浸かるようにして、カビや変質を防ぎましょう。

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