胡蝶蘭育成記録 vol.25|支柱の立て方と花を美しく咲かせるコツ

胡蝶蘭育成記アイキャッチ画像 Flowers
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胡蝶蘭の様子

春のやわらかな日差しを浴びながら、我が家の胡蝶蘭たちはぐんぐん成長中です🤍✨
冬を乗り越えた株が、力強く新しい芽や花芽を伸ばしてくれているのを見ると、植物の生命力を感じます。

鉢育成の胡蝶蘭たち。花茎は伸び複数の蕾がついている様子


鉢で育てている胡蝶蘭の蕾はふっくらとふくらみ、葉もつやつやとした健康的な緑色を保っています。


同じ場所で育てていても、花芽が勢いよく伸びる株、葉が特にツヤツヤしている株など、それぞれに特徴があって見比べるのも楽しいひとときです。

白い胡蝶蘭だけかと思っていたのですが、ふと手前を見てみると…ピンク色の胡蝶蘭も登場していて、思わずにっこり。
開花の瞬間がますます待ち遠しくなってきました😊

一つひとつの蕾が少しずつ膨らんでいくのを見ると、毎朝の水やりや観察が待ち遠しくなります。
花が開くまでの‘あと少し’の時間が、一番心が弾む瞬間なのかもしれません。

育成Q&A

支柱ってなんのために使うの?

花茎を支えて折れや曲がりを防ぎ、花の向きを整えるためだよ!

支柱を使う3つの理由

胡蝶蘭を美しく咲かせるためには、ただ水やりや日光に気をつけるだけではなく、花茎の姿勢や形も整えてあげることが大切です。
我が家での体験をもとに、支柱を使う理由を3つにまとめました。

胡蝶蘭 育成記録vol.25.鉢育成の胡蝶蘭たち。花茎は伸び複数の蕾がついています。

① 花茎を支えて、折れや曲がりを防ぐため
胡蝶蘭の花茎はスラリと長く伸びますが、開花すると花の重みで垂れやすくなります。
放っておくと、茎が曲がってしまったり、ひどい場合にはポキっと折れてしまうことも。
支柱を立てておくことで、しっかりと茎を支え、健やかな成長をサポートします。

② 花の向きを調整して、美しく整えるため
支柱を使って花茎の向きをコントロールすることで、花が同じ方向を向いて咲くように誘導できます。
これにより、全体のバランスが整い、まるでフラワーアレンジメントのような美しい仕上がりになります。

③ 全体の見た目を整えるため
茎があちこちに伸びてしまうと、せっかくの花もなんとなくまとまりがなく見えてしまいます。
支柱とワイヤーを上手に使えば、花茎をひとつの流れにまとめることができ、見た目がすっきり。お部屋のインテリアとしても映える姿になります。


支柱の立て方|4つのポイント

支柱を立てるのって難しそう・・どうやってやるの?

ポイントを押さえれば意外と簡単だよ!

支柱の重要性がわかっても、いざ立てようと思うと「どのタイミングで?どこに?どうやって?」と迷ってしまうもの。
でも大丈夫!コツさえつかめば難しい作業ではありません。

①花茎が20~30cmくらいになったらスタート
茎が出たばかりのタイミングではなく、ある程度の長さ(20〜30cm)に育った頃がベストです。
早すぎると固定しづらく、遅すぎると曲がりやすくなってしまいます。

②支柱は花茎のすぐ近くに、まっすぐ挿す
鉢の縁に近いところではなく、できるだけ花茎の根元近くに沿わせて支柱を立てましょう。
太めのワイヤー支柱が安定感がありおすすめです。

③ソフトワイヤーや園芸用クリップでやさしく固定
固定する時は、茎をきつく締め付けないように注意!
茎が傷つくと花の成長に影響が出ることもあるので、軽く添える程度でOKです。
ソフトタイプのワイヤーや、専用のクリップを使うと扱いやすく安心です。

④花が咲く前に支柱を立てておくのが理想
花が開いた後に支柱を立てようとすると、無理な角度で曲げてしまい、茎が傷む原因になります。
つぼみがつく前、あるいは膨らみ始めた段階での設置がベストタイミングです。

ちょこっと感想

白い花びらが大きく開き、中心の黄色い模様が鮮やかに映えています✨
室内の湿度と日光に気を配りながら、これからも丁寧に育てていきたいと思います🪴

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