4月には白とピンク色の花を咲かせて庭の一角を明るくしてくれたクリスマスローズ。
花が終わってしばらくすると、夏の暑さを静かにやり過ごし、秋の気配が深まってきた頃に、新しい芽がそっと顔を出しました。
私の記念樹の下で長いあいだ根を張っている株は、今年も変わらず丈夫。
そして、妹の記念樹のそばでも小さな新芽を見つけて、なんだか嬉しい気持ちに。
来年の春、またあの柔らかい花に会えるのかな…そんな期待を込めて記録に残します。
クリスマスローズの成長
4月にはしっかり花を咲かせ、株全体が青々と茂っていたクリスマスローズ。
夏の間に一部の葉は傷んだものの、秋に入ると徐々に勢いを取り戻し、株元から新芽が伸び始めました。
12月現在も元気な様子で、春に向けてゆっくりと準備を進めているようです。

10月末頃┃新芽を発見
地際にツヤのある若葉がいくつも顔を出し始めました。
この時期の新芽って、花が咲く芽なの?
秋に出るのは主に“葉芽”ね。花芽はもっと丸みがあって、株元の深いところから出てくるのよ。
葉芽も来年の成長に大事なサインだから安心して見守って大丈夫。


これは来春の成長を支える“葉芽”で、クリスマスローズが次の季節へ向かうサインです。
花の芽(花芽)はもう少し丸みがあり、株元に近い位置から出てくるのですが、今の時期は主に葉芽が見られます。
成長
11月に入ってからも新芽はしっかり育ち、株全体がふっくらとした印象に。


寒さの中でも葉がぴんと張り、来春の準備が着々と進んでいるのを感じます。
背丈はそこまで変わらないものの、株元の密度が増して冬越しの力強さが出ています。
お花
今年は4月に花を咲かせました。
来年も同じ時期に咲いてくれるはずですが、クリスマスローズは環境によって多少前後することがあります。
12月の段階ではまだ“花芽”は固い状態。
冬の間にじっくり育ち、早ければ2〜3月、遅ければ4月頃に開花する見込みです。
「クリスマスに咲くの?」とよく聞かれますが、実は春のお花。
開花時期を知っていると、気長に楽しみに待てる植物です。
我が家のお世話│ほとんど何もしない理由
うちのクリスマスローズは地植えで、どうやらこの場所がすごく気に入っているみたい。
もともと丈夫な植物なので、特別なお世話をしなくても季節の流れに合わせてのびのび育ってくれます。
風通しがよく、古い葉も自然に入れ替わるので、こちらが必要以上に手を出さなくても大丈夫。
そんな“ほっといても元気”なところが、この子の良さだなぁと感じています。
最低限していること
といっても、まったく何もしないわけではなくて、ちょっとした見守りだけ。
・冬に古くなった葉をそっと取り除く
・春、花が咲き終わったあとにゆっくり効く肥料をひとつまみ
・梅雨〜夏の蒸れが気になる時だけ、枯れ葉をチェック
これくらいの“ゆるいお世話”でも、毎年ちゃんと花を咲かせてくれるのが嬉しいところ。
植物のペースに任せる育て方も悪くないなと感じています。
ちょこっと感想
私の記念樹の下で育つクリスマスローズは、もう何年もここに居ついてくれています。
いつ植えたのか記憶が薄れるほど、毎年当たり前のように春を知らせてくれる存在。
そして今年、妹の記念樹のそばでも小さな新芽を発見。
こぼれ種なのか、根が広がったのか…自然が生み出すこうした“偶然の発見”が、庭の楽しさだなと感じます。
来春、どんな花が咲くのか。
またあの柔らかなうつむく姿に会えると思うと、冬の間も少しワクワクします🎅🎁





