フウセンカズラ育成vol.7┃少し寂しい終盤、それもまた育てる楽しみ

ゴーヤ育成記録アイキャッチ画像 Balloon Vine
BotanicalGardenLife182

初夏から育ててきたフウセンカズラも、いよいよ終盤を迎えました。
今年のグリーンカーテンは、例年のように茂ることはなく少しスカスカな姿でしたが、小さな風船が風に揺れる様子はやっぱり可愛らしいものです。葉が黄色く色づき始めると、「夏が過ぎて季節がひとまわりしたんだな」と実感します。
思い描いていた理想の姿とは違っても、育ててきた時間の積み重ねには確かな意味がある――そんなフウセンカズラの様子をお届けします。

フウセンカズラの様子

見上げると、青空を背にスカスカのつるが伸びていて、ところどころに小さな風船がぶら下がっています。

スカスカのグリーンカーテンと枯れてしまった風船葛の様子


葉は黄色く色づき、茶色くなった部分も多く、もうこれ以上茂ることはなさそう。
それでも、風に揺れる丸い実の姿は可愛らしく、夏の名残をそっと残してくれています。

スカスカのグリーンカーテンと枯れてしまった風船葛の様子

「今年はもう終わりかな」と思う寂しさと、「ここまで育ってくれてありがとう」という気持ちが入り混じる光景でした。

育成Q&A┃風船が少ないのはなぜ!?種は取れる

お花は咲いて緑の風船にもなったけど、すぐ枯れちゃったね…。

そうだね。昔育てたときは、もっと風船がいっぱいできて、ハートの種もたくさん採れたんだよ。
今年はちょっと心配だなあ。

昔っていつ頃!?全然記憶がないなあ…

もう10年以上前かな…下手すると20年近く前かもしれない。
私も記憶はあいまいなんだけど、あの頃はネット一面が緑で、風船も鈴なりだったんだよ。

じゃあ、今年はどうする?

枯れた風船の中にも種が育っているかもしれないから、しばらく放置して茶色くなるのを待とう。もしかしたら来年につながる種が残っているかもしれないしね。

我が家の振り返りと今年の原因

我が家でフウセンカズラをグリーンカーテンにしたのは、本当に久しぶりのこと。
正確な年数ははっきりしないけれど、少なくとも10年以上は前の話で、もしかすると20年くらい前だったかもしれません。

そのときは葉もつるも元気に広がって、風船も次々と実って、毎日のように小さな種を集めていた記憶があります。
だからこそ、今年のスカスカなカーテンを見ると「やっぱり物足りないな」と思ってしまうのかもしれません。

今年の風船が少なかった理由を考えてみると、いくつか思い当たることがあります。

  • 古い種を使ったため、発芽はしても成長力に差が出た
  • 肥料や水やりのバランスが不十分だった
  • 天候の影響(猛暑や雨の偏り)

こうした条件が重なって、思い描いたようなカーテンにはならなかったのだと思います。

ちょこっと感想

スカスカのグリーンカーテンが少し寂しいな…と思いつつ、あっという間に枯れてしまったのはやっぱり残念でした。
でも、園芸は思い通りにならないからこそ、毎年新しい発見があります。今年の経験をふまえて、来年はもう少し新しい種をまき、肥料や水やりにも気を配ってみたいです。

まだ小さな風船の中にタネができているかもしれないので、しばらく見守りながら、最後までフウセンカズラの成長を楽しみたいと思います。

我が家のグリーンカーテンで育てている
ゴーヤやフウセンカズラの様子はこちらをご覧いただけると嬉しいです。

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