祖母のお家から金の成る木と紫陽花をカットしてお裾分けしてもらいました。
本来、挿し木には花が咲いていない枝を選ぶのが理想ですが、祖母の庭はちょうど花盛り。
水色の可愛らしい紫陽花が咲いていたので、思い切ってその枝を分けてもらいました。
今は、お花は終わってしまいましたが、水差しをして次の開花に向けた準備をしています。
「葉っぱを小さく切ること」や「瓶の形による違い」など、我が家なりの工夫や気づきを残しておきたくて、今回の育成記録としてまとめました。
紫陽花の水差し育成の様子
6月末頃、短く切った紫陽花の茎を、小さな瓶に挿して水差しにしました。
切り口は真っ直ぐ整い、葉脈がくっきりと浮かび上がる姿は、どこか凛とした雰囲気。
本当は空気に触れやすいように、口の広い瓶の方が良いのですが、
今我が家にあるのはこの瓶しかなくて……。結果的に2つの瓶で育成することになりました。


それから1ヶ月ちょっと
根っこが伸び、それぞれの瓶で順調に成長をしてくれています。
口が狭い瓶
茎は瓶の口に支えられて真っすぐ立ち、安定感があります。
水に浸かった部分からは、細く白い根が糸のように伸び始めました。


観察していると、この瓶の方が根の数が多く、勢いもあるように見えます。
口が広い瓶
瓶の中では茎が少し傾き、水面に近い節から短い根がいくつも顔を出しています。
根の数は口の狭い瓶より少なめですが、よく見ると根が太くしっかりしているのが特徴。


広い口から光や空気が入りやすいせいか、水の中も明るい印象です。
本来はこうした瓶の方が空気に触れやすく良い条件ですが、今回は手元にあった瓶を使って比較育成をしています。
育成Q&A
なんでこんなに葉っぱをパッツン切りしてるの!?虫食いでもあったの?
実はね、この切り方にはちゃんと意味があるんだよ。
えっ!?そうなの?
紫陽花の水差しをするときは、葉っぱを小さくしてあげると負担軽減につながるんだ。あとはね…
葉っぱを三角に(短く)して水差しをする理由
・水分の蒸散を抑える効果があり、根がまだ出ていない水差し中の穂にとって、とても効果的です。
・切り口がきれいで清潔感がある:
→ 病気のリスクも下がりますし、見た目にも清潔感があります。
我が家の紫陽花育成スタイル
我が家は基本的に“ずぼら育成”です。
水差しをセットしたら、あとは根っこが出るまで特に手をかけません。
強いて言えば、この時期(夏場)は水がぬるくならないように気をつけています。
(ぬるくなった水は雑菌が繁殖しやすく、せっかく伸び始めた根が傷む原因になるからです。)
「手間をかけすぎないけれど、必要なところだけは押さえる」――これが我が家の水差し育成のコツです😊
ちょこっと感想
2つの便で育成している紫陽花たち。
根っこもだいぶ出てきたので、これからは土の鉢植えに植え替えるつもりです!
参考にした情報・サイト:
花屋はなすけ|紫陽花の管理方法