花桃の木育成2025┃5年間咲かなかった我が家の記録と見守りの日々

桃の木育成記録アイキャッチ画像 Hanamomo
BotanicalGardenLife149

暮らしの節目に、何か新しいものを庭に迎えたくて――
そんな気持ちから、数年前に父が園芸店で小さな苗木を買ってきました。

白とピンクが混じった花が咲く、きれいな花桃らしいよ」と、うれしそうに話していた姿を、今でも覚えています。

その苗木が、今の我が家の花桃の木。
庭の隅にそっと植えてから、もう5年ほど経ちました。

花桃の木の様子

空を背景に、大きく枝を広げる花桃の木。
まるで手を広げるようにして葉を茂らせた、その堂々とした姿です。

太くなった幹が二股に分かれ、ぐっと空を支えるように立ち上がっています。
その上には、ぎっしりと葉をつけた枝が広がり、光を受けていきいきと輝いて見えました。

花桃の木|生い茂る葉っぱ

曇り空の下でも葉が濃い緑色を保ち、しっかりと息づいているのがわかります。
まるで、空を見上げながら何かをじっと待っているようにも見えて――
それが「花の咲く日」なのか、それとも別の季節の変わり目なのか…
静かだけれど、たしかな意思を感じる立ち姿です。

一度は倒れたことがあるとは思えない、力強さ

実は、途中、一度だけ倒れてしまったことがありました。
細い幹がぐらりと傾き、「もうダメかもしれない」と思ったこともあります。

けれど、そっと起こして支柱を立ててあげると、ゆっくりと根を張り直してくれて…
今では、しっかりと立って、毎年変わらず葉を茂らせています。

それでも、まだ一度も花を咲かせたことはありません。
白とピンクの混ざった花を想像しながら、春になるたび枝先を見上げています。

「今年こそ咲くかな」
「まだかな…?」

そんなふうに、少し期待しては、また次の年へ。

花桃の木|葉っぱ

もしかしたら、あのとき倒れたことが原因なのかもしれません。
でも、それでも枯れずに、まっすぐ生きているこの木を見ていると、
「咲かない今」も、ちゃんと意味があるように感じるのです。

アブラムシは、毎年どこからともなく現れます。
これまでは、庭の手入れのついでに、花桃にも薬をまいてくれていました。

でも今年は、はじめて自分の手でスプレーを握ってみました。

「がんばってね」
そんな気持ちで枝に向かい合う時間も、なんだか愛おしく思えました。

まだ花は咲かないけれど、
それでもこの木には、たしかに「我が家の時間」が積み重なっています。

いつか、白とピンクの花がふわりと咲いてくれるその日を、気長に待ちたいと思います。

育成Q&A

こんなに元気そうなのに、花が咲かないことなんてあるんだね

あるんだって。花桃は、苗木から育てると開花まで数年かかることがあるみたい。

うちのはもう5年…

それでも、5〜7年ほどかかるケースも珍しくないって。
環境の変化や成長の個体差でも違ってくるそうだよ。

一度倒れたのが影響してるのかな。

可能性あるね。根がダメージを受けて、まず「生きること」にエネルギーを使っているのかも。

花桃の木が咲かない3つの理由と対処ヒント

花が咲かない理由として、以下のような要因が考えられるようです

① 剪定のタイミング

花桃は夏ごろに翌春の花芽をつけるため、
冬に強く剪定してしまうと、花芽まで切ってしまうことに…。
剪定は「花が終わった直後〜夏前」までが基本のようです。

我が家では、毎年、なんとなーく剪定をしています。
伸びてきたら切る!というスタイルだったのですが、今後は剪定の時期にも注意したいと思います。

② 肥料バランス

葉は元気なのに花が咲かない…という場合、窒素肥料の過剰も原因に。
窒素は葉の成長を促しますが、多すぎると花芽形成が抑制されることもあるようです。
リン酸やカリウム多めの肥料を使うと、花付き改善が期待できます。

我が家では、今の所肥料は与えてないです。
今後は、花芽用の肥料を少し意識してみようかと考えています。

③ 木の若さ・環境の変化

花桃は、木がまだ若い場合や定植直後の環境変化があった場合、
開花までに時間がかかることがあります。
我が家のように一度倒れて植え直した場合は、しばらく様子を見守るのが良さそうです。

なんだか、咲かないのがダメなことじゃないって思えてきた。

うん。「咲く日」がきっと来るって信じて、これからも見守っていこうね。

参考にした情報・サイト:
お庭の窓口┃花桃の剪定方法と育て方完全ガイド

ちょこっと感想

いつ咲くのか、そもそも咲かないのか。
それでも見上げるたびに、心がゆったりとする気がして――。
この木が、私たちの暮らしの中で育ってきた証なのだと思います。

タイトルとURLをコピーしました