ある日、ぐったりした モンステラ 🌿💦を発見…。
葉はしおれて、なんだか元気がない様子。
「少し手をかけたら元気になるかもしれないし、試してみたい」と伝えたところ、ありがたいことに譲っていただけることに。
ちょっとしたチャレンジの気持ちで、うちに迎え入れることにしました。
帰宅してよく見てみると、根元も弱っている感じだったので、思い切ってカット→袋→水挿しの回復ステップを試すことに!
モンステラの様子
2025/02/07
カットしたモンステラをビニール袋に入れて霧吹きをした状態。
湿度を保つことで、回復を促す効果を狙っています💧✨
袋の内側にはしっかり水滴がついていて、保湿環境ができているのがわかります👌

2025/03/22
カットした茎を瓶に水差ししたところ。
茎の断面がしっかりしており、腐らせないよう清潔な状態を保つことが大切です。


2025/04/01
茎の節から新芽が出てきた様子が見られます。
元気な芽が顔を出し始めており、水挿しと湿度管理がしっかり効いた証拠です☺️

育成Q&A
弱ったモンステラをカットする理由とポイント
そもそも、弱ったモンステラをなんでカットするの?
弱った部分を切り落として再生させるためだよ!
特に腐っていたり変色していたりする葉や茎、根っこは、病気の元になりやすいから、健康な節が残るように、思い切ってカットするのが良いんだ✂️
清潔なハサミで、節の少し下をカットするのがポイントです。
- 腐っている・ぐったりしてる部分は迷わずカット
茶色く変色した葉、ドロっとした茎、黒くなった根は病気の元なので切っちゃってOK。 - 茎は節の少し下で切るのがベスト
モンステラは節から根が出るから、節が1つは残るように切ると発根しやすいです🌱 - 清潔なハサミを使うこと!
雑菌が入るとカットした部分から腐るので、消毒済み or アルコールで拭いたハサミで。 - 切り口は乾かす(1日ほど)
いきなり水に挿さず、切り口が少し乾いてからの方が腐りにくいです。
袋に入れて霧吹きする理由
じゃあ、なんで袋に入れるの!?
ビニール袋に入れると、簡易的な温室状態になって乾燥を防げるよ。霧吹きで軽く湿らせて、再生の準備をするんだ!🙌✨
- 湿度を保つことで、モンステラの体力を温存できる
弱った株は水分の吸収がうまくできないことも。
袋の中で湿度をしっかり保ってあげると、葉の乾燥を防げて、回復に向かう準備がととのいやすくなります。 - ビニール袋は簡易温室の役割
内側にうっすら水滴がついてくるくらいがちょうど良い状態。
全体がしっとり保湿されることで、ゆっくりと元気を取り戻していくイメージです。 - 霧吹きは「朝に1回」が基本
袋の中が乾いてきたら、様子を見ながら軽く追加でシュッと。
べちゃっと濡らしすぎず、「ほんのり湿っている」くらいを目指すのが良いです! - 1日1回は袋を開けて空気の入れ替えをする
ずっと密閉したままだと、かえって蒸れてしまってカビや腐敗の原因に。毎日少しだけでも空気を通してあげると安心です。
どれくらい袋に入れておく!?
袋に入れておく期間は、3日〜1週間くらいが目安です
葉がピンとしてきたら、いよいよ袋から出して水挿しへ。小さな変化が出てきたら、それは回復のサインかもしれません。
- 葉がシャキッとしてきたらOKのサイン
水分が回って少し元気が出てきたら、次のステップ(水挿し)へ。 - 葉がベタベタになっていたら要注意!
蒸れすぎると逆にカビたり腐ることがあるので、1日1回は袋をあけて空気入れ替えると安心です。 - 霧吹きは朝1回 or 乾いてきた時だけ
過湿はNG!「ちょっと湿ってる」くらいがベスト。
この工程を終えたら、いよいよ水挿し!
節の部分が水にしっかり浸かるようにセット。あとは明るいけど直射日光の当たらない場所で待つだけです🎶
ちょこっと感想
今回のモンステラ、正直もうダメかも…と思いましたが、
カット&袋&水挿しのリカバリーステップで見事に復活!植物の生命力に感動しました。
植物の生命力ってすごい。湿度管理と腐った部分のカット、これが再生のカギだと実感しました🥺🫰
弱ってしまったときは「とにかく湿度管理+腐ったところは切る!」がカギ。
同じようにモンステラがぐったりして困ってる方の参考になればうれしいです🌿