パキラ育成記録vol.3┃葉が縮こまったパキラ…少しずつ回復中!

パキラ育成記アイキャッチ画像 Houseplants
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葉の裏に白い虫がついたり、ネバネバした粘液のようなものが出たり…。
トラブル続きだった我が家のパキラですが、少しずつ落ち着いてきました。

今回は、縮こまってしまった葉がようやく動き出した「その後の様子」を記録します。
ゆるやかに回復していく姿を見ながら、環境の見直しや育て方のポイントも振り返ってみました。

パキラの様子

約1週間が経過しました。
冬の寒さや乾燥の影響もあって、まるく縮こまっていた葉がようやく少しずつ広がり始めています。
よく見ると、新しい葉もほんのりと開きかけており、ゆっくりと回復に向かっているのが分かります。

葉焼けをしてしまい、元気がない様子。
2025/03/21
コルクちゃん(スパークリングワインのコルクで作った子)と今日のパキラ。まだ葉っぱがまるまっていて、元気がなさそうです。
2025/03/30

置き場所は室内の明るい窓際。
直射日光を避けつつ、昼間の光がしっかり届く環境にしています。
水やりは「土が完全に乾いてから」を意識し、根腐れを防ぐために鉢底皿の水はその都度捨てています。
霧吹きで葉の乾燥を防ぐようにしてからは、葉のハリや色つやも少しずつ戻ってきた印象です。

茎はまだ少し細く頼りないものの、葉が広がるたびに生命力を感じます。
パキラのペースを大切にしながら、焦らず見守っていきたいと思います。

育成Q&A

「パキラって“初心者向き”ってよく聞くけど、実際のところどうなのかな?
私のパキラはなかなか元気が戻らなくて…。

うん、たしかに“初心者向き”って言われるけど、育て方のちょっとしたコツを知らないと、元気をなくしちゃうこともあるのよね。
でも基本的には丈夫な植物だから、ポイントを押さえればちゃんと回復してくれるよ。

鉢で育成しているパキラ。葉っぱが元気がなく少し丸まっている。

へえ、そうなんだ。たとえば、どういうところが育てやすいの?

そうね、パキラはこんな理由で“初心者向き”って言われてるの。

パキラが初心者向きと言われる理由

・ある程度の耐陰性があって、室内でも育てやすい
・水やりの頻度が少なくて済む(乾燥気味のほうが元気)
・成長が早く、剪定しても新しい葉が出やすい
・病害虫にも比較的強く、管理がラク
・挿し木で簡単に増やせる

だから、“忙しくて毎日はお世話できない人”や“初めて観葉植物を育てる人”にも向いてるのよ。

なるほど…。でも私の子は葉が縮こまったり、ちょっと黄色くなったりしてて、やっぱり難しい気がしちゃう😭

それ、わかるわ。実はね、パキラって失敗の原因がだいたい決まってるの。
そこを意識すると、ぐんと元気になるよ💪✨

パキラで失敗しがちなポイント

パキラがうまく育たないときって、たいてい“環境のちょっとしたズレ”が原因なの。
でもね、いくつか気をつけるポイントを知っておくだけで、ぐっと元気を取り戻してくれるよ。

そうなんだ。私、つい水をあげすぎちゃうかも…。

それもよくあること!
でも安心して。ポイントを意識するだけでずいぶん違うよ。

よくある失敗ポイント

  • 水をあげすぎてしまう
    1番ありがちなのが、水のやりすぎ。
    パキラは乾燥には強いけれど、根がいつも湿っている状態は苦手です。
    土が乾く前に水をあげると、根腐れを起こして葉が黄色くなることもあるので、目安は「土がしっかり乾いてから」。
    冬はさらに控えめにすることもポイントです。
  • 日光不足になりがち
    「耐陰性がある」と聞いて油断しがちですが、やっぱり明るい場所のほうが断然元気。
    窓際でやさしい光を感じるくらいがちょうどよくて、春〜秋ならベランダに出してあげるのもおすすめです。
  • 風通しが悪い
    空気がこもると、ハダニやカイガラムシが出やすくなります。
    ときどき窓を開けて風を通したり、霧吹きで葉を湿らせてあげると快適です。
  • 寒さ対策をしていない
    気温が10℃を下回ると葉が落ちてしまうこともあるので、冬場は部屋の中央など冷気の当たらない場所へ移動を。
    夜の窓際は意外と冷えるので要注意です。
  • 急な環境変化を与える
    場所を頻繁に変えたり、水やりのリズムを急に変えるとストレスで葉が落ちます。
    徐々に慣らしてあげるのが安心です。

うわぁ、全部ちょっとずつ思い当たるかも…。やっぱり環境って大事なんだね。

そうなの。パキラは強いけど、意外と“繊細さん”なのよ。
でも、気づいたときに環境を整えてあげるだけで、また元気を取り戻してくれるの。

ちょこっと感想

パキラは“丈夫で育てやすい”と言われていますが、
実際に育ててみると、光や水、風など、どれも少しの違いで表情が変わる繊細さがあります。
だからこそ、元気を取り戻してくれると嬉しさもひとしお。

パキラの育成記録vol.3。コルクちゃん(スパークリングワインのコルクで作った子)と今日のパキラ。まだ葉っぱがまるまっていて、元気がなさそうです。

これからもあせらず、パキラのリズムに寄り添いながら、ゆっくり見守っていきたいと思います。

我が家の室内では、パキラのほかにも、胡蝶蘭やモンステラ、コーヒーノキなど、さまざまな植物を育てています。
それぞれに個性があって、観察しているだけでもとても楽しいものです。

ほかの植物たちの育成記録も、ぜひあわせてご覧いただけると嬉しいです😊🌿

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